令和6年 年頭所感

 会員の皆さんには、気分新たに新年を迎えられたことと思いますが、元日、早々に能登半島地震のニュースが報道され驚かれたことでしょう。この寒さの中、被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。弓道関係者からも避難生活を余儀なくされていて「弓を引ける状態でない」との情報も入ってきています。一日も早く、元の生活に戻られる事を願います。そんな中ですが、奈良県弓道連盟は、4 年ぶりに100名を超えての参加で、今年1 年、みんなが健康で楽しく弓を引きながら過ごせることを願っての射初会を開催できました。

 今年度は役員改選の年であり、射初会の後には臨時評議員会が開催されました。私は、5 期10 年の間、会長をやらせて頂きましたが、連盟が発展していくには、新しい世代に引き継ぐのがいいかと、次期会長に阪中計夫氏を推挙させて頂き、評議員会によって承認いただきました。

 令和13 年に奈良県で国民スポーツ大会開催が予定されている中、課題はいろいろあります。全弓連、近畿連合会への参画も必要です。精通している阪中計夫氏を中心に会員各位の協力が必要です。よろしくお願いします。

 私も、今までと違った目線で協力してまいります。10 年間会長としての私を支えて頂きありがとうございました。

 皆様が健康に弓を引きながら活動されることを祈念して年頭の挨拶とします。

奈良県弓道連盟会長  西中 正